治療を開始するまでの流れ

初診診察、判断

診察や検査で把握した情報をもとに、陽子線治療が最適かどうか検討します。診察の際は患者様とじっくりと対話し、病状や治療法についてわかりやすく解説するとともに、患者様の状況などもよく聞いて、総合的に判断します。また、病状によっては、ほかの治療法の方が適していると判断されるケースもあります。

治療に関係する
説明

陽子線治療が適していると判断された場合、治療内容や効果、合併症の可能性などのほか、治療スケジュールや日常生活での注意点について、医師や看護師が詳細に説明します。こうした説明を十分理解し、納得されたことを確認し、同意を得た上で、治療開始が決まります。

固定具の作成

陽子線照射中に、体が動いて照射位置がずれてしまわないように、一人ひとりの体の形に合わせた専用の固定具を作ります。

CT撮影

固定具が完成したら、実際に固定具を装着していただき、治療計画立案に使用するためのCT画像を撮影します。

治療計画の立案

病状に合わせて、コンピュータを使って陽子線を照射する角度、深さ、量、回数などを計算し、具体的かつ綿密な治療計画を立てます。

陽子線の
照射量の測定

治療計画された陽子線の照射量と分布を測定します。測定結果と治療計画に違いがないかどうかを確認し、万全の準備が整った段階で実際の治療へと進みます。

治療開始

治療計画に基づき照射を行います。照射中は痛みなどは感じません。照射する回数や期間は、一人ひとりの病状によって異なります。

陽子線治療チーム
によるサポート

陽子線治療にあたり、患者様やご家族が安心して治療を継続し完遂できるよう、治療選択時の意思決定支援や有害事象予防に向けたセルフケアのアドバイス、通院に対する不安や悩みなどをサポートします。